センターについて

福島子どもと親のメンタルヘルス情報・支援センター
“FCMIC(フクミック)”について

 FCMIC(フクミック)は、「原発事故後の子どもと親のメンタルヘルス研究」を行うため、福島学院大学が新たに設置した調査研究を行うセンターです。

 私たちは、東日本大震災後から現在まで、福島県及び県内市町村と協働し、原発事故後の浜通りでの調査や支援に取り組んできました。

 FCMICでは、これまでの研究事業を発展させ、浜通りのニーズに合わせた親子支援プログラムの開発と地域実装に取り組むことにより、地域の子育てを応援します。また、得られたデータや知見を集積し、医学的社会科学的視点から検証し、広く国内外に発信することによって、今後の災害への対策に資する活動を行います。

 本研究事業の実施期間は、2024年4月から6年間の予定です。

FCMIC3つの柱

子どもたちの発達やQOL・メンタルヘルスの向上に役立つ調査研究

・乳幼児健康診断のデータ分析
・小中学生の親へのアンケート
・こどもや親へのインタビュー
・地域の支援者へのアンケート  

調査研究の結果をもとにした、子どもの発達支援と親子のQOLの向上に役立つ、保護者・支援者向け教材・研修プログラムの開発

調査研究の成果や、開発した教材・研修プログラムの提供や科学的根拠に基づく、子育てに役立つ情報の発信

*本事業は、福島国際研究教育機構「F-REI(エフレイ)」から研究助成を受けて実施しています。

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